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商品ロス率の軽減対策

各種小売販売店舗の商品ロス率が高くなる中、万引による割合が増加し深刻である。「顧客による万引は考えたくない」と望むが現実はそう甘くない。興味深いデータ分析では、防犯カメラに頼る店ほどロス率は高くなり、逆に顧客とコミュニケーションを積極的に推進する店舗ほどロス率は低くなっている点だ。この結果は正に人間の心理を如実に表していると言えるのではないか。いくら画像に記録されても防犯カメラだけでは「犯行を躊躇させる」には至らず、その場を離脱さえすれば捕まらないという意識が働くのだ。  逆に店員から直接声をかけられた場合ほとんどの人は「見られている。顔を覚えられた」という心理状態が生まれ、万引行為を断念する率が圧倒的に高くなるのだ。つまり万引をするつもりで入店した者は「いらっしゃいませ」と直接目を見て声をかけられると、勝手にそのような心理状態で受けとめてくれるということです。従ってこの心理状態をうまく利用し、積極的な声掛けを行うようにしてほしいと思います。「笑顔でセキュリティ!」あなたの素敵な笑顔でぜひ実践してみて下さい。